高齢者はインフルエンザに注意!

高齢者がインフルエンザに感染すると危険

風邪に似た症状で感染することのあるインフルエンザは、特に乾燥する季節となる冬場に多く、強い感染力によって多くの人が発症するおそれのある感染症です。潜伏期間は1~3日ほど、ウイルスが活性化すると急に悪寒が走ったり、意識がはっきりとせず頭がぼんやりするなど体調不良が起こります。最初期には38度以上の急激な発熱が起こり、倦怠感や食欲不振などの全身症状がはっきりとあらわれます。その後に発熱による関節痛、筋肉痛などが起こり、咳や息をするのが苦しくなるなどの呼吸器症状を伴って体調が悪くなるのがインフルエンザです。うがいや手洗い、マスクを着用するなどの予防をすることである程度防ぐことは可能ですが、完全に予防するということはできず、感染する可能性が少なからず存在するのがインフルエンザの怖いところと言えます。最近ではインフルエンザウイルスの増殖を抑える薬が販売され、これを服用することで症状の緩和や完治までの日数を縮めることができるようになっています。インフルエンザそのものは、命に関わるほどの問題はなく、外出せずに大人しく寝ていることで自然治癒するものです。特に体力のある成人であれば10日ほど寝ていることで回復し、すぐに元の生活に戻れるので問題になることはありません。しかし、体力や免疫力が低下した高齢者では、ウイルスが感染しやすくなると同時に、症状が重篤になりやすく二次感染が起こりやすくなります。最も注意しなくてはいけないのが二次性細菌性肺炎で、インフルエンザそのものではなく、感染によって免疫力が低下した後に、他の細菌が感染することで肺炎が起こりやすくなります。インフルエンザによって死亡するという問題は、この肺炎が最も多いので感染には注意しなくてはいけません。